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睡眠のハピネス 13のポイント

Date 2020.02.04

質の良い睡眠は幸せと密接に関係しています。十分な睡眠時間をとってぐっすり眠れていれば、毎日朝にすっきり起きて、1日を効率的に過ごすことができるでしょう。現在、寝覚めが良くない、目の下のクマが取れない、昼間に眠くなる、といった悩みのある方は、眠りを見直してみると解決するかもしれません。ウェルビーイングTOKYOがおすすめする、「睡眠のハピネス」を実践するためのヒントをご紹介します。

寝る準備をする

●食事は寝る3時間前までに済ます
わかっていても実践できていない人は多いのではないでしょうか?食事は遅い時間にとらない、もしどうしても夜中におなかがすいてしまったら、消化に良いものを食べるように工夫してみてください。

●体を温める
体が冷たいままだと、血の巡りが悪く筋肉が緊張したままになり、深い睡眠がとれません。ゆっくりお風呂にはいり、体を温めてコリをほぐしましょう。また、ホットミルクやハーブティなど体を温めてくれるノンカフェインの飲み物もおすすめです。

●寝る前にストレッチ
ストレッチは心と身体をリラックスさせて、自律神経を整えてくれる効果があります。リラックスをして副交感神経を優位にすることで、眠りの質が良くなるだけでなく、うつ病など心の病気の予防にもつながります。

●こころを良い気持ちで満たす
心の中にマイナスの感情が溜まったままだと、良い眠りにつながりません。嫌な夢を見て目覚めが悪くなるかもしれないですし、疲れが取れない朝を迎えるでしょう。寝る前は1日あったことをすっきりさせて、心の中を良い感情で満たしてから眠りにつきたいですね。一番簡単なのは読書です。お気に入りの写真集、365日読む本などをベッドの中で眺めて心を落ち着ける時間を持つと良いですね。また、おすすめは「感謝ノート」を書くこと。その日にあったうれしかったことをノートにまとめて「ありがとう」と感謝するのを眠る前の習慣にすると、毎日がいきいきと楽しくなってきます。
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寝る環境を整える

●ベッドを居心地の良い空間にする
ベッドマット、ベッドリネン、枕、肌触りの良い毛布など、ベッドにあるものは自分の体にぴったり合うものを選びたいですね。

●リラックスできる格好で寝る
パジャマやネグリジェは、お気に入りの1枚を見つけておきましょう。使い古したTシャツやスウェットで寝るのは卒業してください。パジャマを着ることによって、頭を睡眠スイッチに切り替えることができるのと、体を締め付けずに汗を吸い取ってくれるパジャマを着ることで、睡眠の質が格段に良くなります。選ぶときは、天然の素材のもの、通気性の良いもの、寝返りを妨げないシンプルなデザインのものにしてください。コットン、シルク、麻などの素材がおすすめです。

●寝室の環境
光や空調、湿度のコントロールも大切です。ホテルの部屋だと、温度や湿度が快適な状態に設定されていますよね?自分の部屋でも同じように実現してみましょう。乾燥している日は加湿器をつけたり、寒い中で布団に潜り込むのではなく室温もあたたかくするなど、ちょっとした工夫で寝室を快適に保つことができます。また、ライトもとても重要です。なるべく暖色系の明かりで、あまり明るくないものを選び、目や脳を休ませてくれるものを選びましょう。

●香りは眠りを促してくれる
嗅覚は脳に直接つながるといわれているように、香りは脳に直接働きかけてくれます。アロマの香りをかぐことで、自律神経を整えて、心身ともにリラックスをさせてくれるので、質の良い睡眠が実現できるのです。ラベンダーやサンダルウッドなどの鎮静効果がありリラックスさせてくれる香りがおすすめです。

●寝室では電子機器のスイッチを切る、もしくは飛行機モード
1日中パソコンやスマホを見て疲れている脳を、寝る前くらいは休ませてあげてください。夜寝る前は、パソコン、スマホのスイッチを切ります。もちろんテレビなども電源オフ。どうしても電源は落とせない、という人も、飛行機モードにしてみてください。寝る間に邪魔になる電磁波をシャットアウトしてくれます。電磁波が気になる人は、岩塩やパワースト―ンを置くと浄化してくれますよ。

●寝室にはリラックスできるものを置く
聖なるものやお母さんの写真など、目覚めたときに一番初めに見るとよいものをベッドのそばに置いておきます。アーユルヴェーダではこれはすごく大切と言われており、目覚めの良さや、1日の過ごし方にも影響します。

生活習慣を見直す

●睡眠のリズムを作る
早寝早起きのリズムをつくり、睡眠のリズムを整えます。なかなか自分でリズムを作ることが難しい場合は、ウエラブルウォッチなどのデバイスの力を借りるのも有効です。

●次の日の準備をする
明日の朝起きたら、あれとこれをして…などと頭の中で考えながら寝ると、脳が休めません。次の日の準備を済ませてから寝ることで、朝起きてからすぐに行動でき、効率的に1日を始めることができるのでお勧めです。タイマー付きコーヒーメーカーで、朝にコーヒーの香りで起こしてもらう、という目覚め方も素敵ですね。

●散歩する。月をみる(目を冷やす)星をみる
毎日忙しい現代人。忙しくなると、心も体も落ち着きがなくなり、疲れが取れにくくなります。お散歩をしたり、月や星を見ることは、体の熱を取りリラックスを促してくれる効果があるので特に夏にはおすすめです。室内でスマホを見つめる夜ではなく、外の空気を吸って目を休める夜を過ごしてみましょう。

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