雛人形と錆鉄台座のモダンなテーブルコーディネート
久しぶりに子供の頃からある雛人形を出して、WELLBEING TOKYOの錆鉄台座を使ってひなまつりのテーブルコーディネートをしてみました。
ひなまつりとはご存知の通り、3月3日の桃の節句のこと。古代中国の上巳の節句が由来とされています。元々は旧暦3月、最初の巳の日に行われ、脱皮して生まれ変わる巳(ヘビ)にちなんで心身を払い清める行事とされていました。室町時代以降は現在のように女の子の健康とご縁を祈るひなまつりになりました。
雛人形を出して錆鉄台座でテーブルコーディネート
今回はテーブルの中央に錆鉄台座の一番おおきなサイズの60㎝のものを2枚並べ、甘酒用のグラスや雛あられをいれるガラスを飾って。スクエアのガラス、ピンクのティースプーン、甘酒のグラスもアンティークです。テーブル中央に少し高さがあると全体のバランスがとりやすいので便利です。
銘々皿代わりに各自のテーブルの上にも錆鉄台座の一番小さなサイズ32㎝のものを置いています。食籠は村瀬治兵衛さんの根来です。軽くてお弁当などを詰めるときにとても便利。漆塗の器はお米などの湿度もちょうどよく保ってくれるので乾燥もしないところも嬉しいところ。
蛤の潮汁をいれた黒の漆の四つ椀も村瀬治兵衛さんです。アンティークや古いものを錆鉄台座・ガラスと組み合わせるとモダンな空間にもマッチしますね。ピンクのナプキンや桃の花やピンクのチューリップを中心にしたアレンジを黒のテーブルクロスで引き締めて。お雛様とテーブルの雰囲気や格も揃います。
錆鉄台座を使ってモダンに
錆鉄台座に甘酒を並べて
錆鉄台座にひなあられを乗せてシンプルに
ひなあられは銀座あけぼのさんの雛打(ひなうち)と菱おこしをシルバーとガラスの器に入れ、錆鉄台座に乗せてシンプルに合わせました。錆鉄台座は重厚感があってどんな素材とも合わせやすく、モダンな雰囲気を演出してくれます。
ちなみに、ひなあられは釜に残った米粒まで残さずに使う「倹約」を意味しているそう。色はやはり縁起の良い赤、白、緑を使います。3色のカラフルなお菓子があると一気にひなまつりの雰囲気が増します。
万能な錆鉄台座でモダンなテーブルを演出
雛人形と錆鉄台座のコーディネートいかがでしたか
錆鉄台座を使ったひなまつりのテーブルコーディネート、いかがでしたか?
久しぶりに出したお殿様とお雛様もひなまつりの華やかな雰囲気を演出してくれて嬉しい限りです。きっとお人形たちも喜んでくれているはず!もう50年以上前の雛人形たちですがひな祭りに由縁や歴史などを振り返ると改めて親の愛情に思いがいたり、なんだか胸がじーんとなりました。今は私は娘のためにこの雛人形を出していますが、親の心子知らず。でもいつか娘も自分のために飾られたお雛様のことを思い出してくれるいいな、と思っています。
皆様も良いひなまつりをお過ごしくださいね。