まずは寝具、「なでなで効果」のあるシーツ類を選ぶ
大人の質の高い睡眠にも「なでなで」が必要でした
上質な睡眠のために、シーツや枕カバー、布団カバー(デュベカバー)は睡眠時にはずっと肌に触れているものなので、ここを整えることはまずとっても大事。シーツ類は一見どれも同じようにみえるので、無造作に選ばれがちですが、同じように見えて実はまったく肌触りや寝心地が違います。「眠ってしまったら意識がなくてわからないのだから、大して違いはないのでは?」と思われるかたもいらっしゃるかもしれませんが、それは違います。ごわごわしたシーツと滑らかで上質なシーツではどうして眠りが違うのか?
眠りへの誘いとして赤ちゃんや動物は撫でられるとうとうとするけれど同じようなことが大人にも言えるといわれています。残念ながら大人は赤ちゃんのようになでなでしていちいち寝かせてもらえないので、ここで大事なのはシーツということになります!敷シーツとデュベカバー(布団カバー)の間に滑り込むことでこの赤ちゃんの「なでなで効果」と同じ効果が得られるそう。そうなんです、私はSuite in Style の商品のデュベカバーとシーツにタイでであったときにまさにこのあまりの効果に衝撃を受けたんです。
肌触りのいいシーツに体をサンドイッチされて眠るとほんと心地よく眠れます。これはまさに「体験」です。寝返りを打つたびになでなでされているようなものですね。滑らかで柔らかな手で優しくマッサージされるのと、ごわごわで硬い手でマッサージされるのとでは気持ちよさがまったく違うのは想像していただけるとおもいます。上質なシーツはまさにこの柔らかで優しく赤ちゃんを寝かしつけてくれるお母さんの手のようなもの。
生地の滑らかさを示す「スレッドカウント」
具体的には生地の滑らかさを図る単位に「スレッドカウント」というものがあります。1インチ四方に何本の縦糸と横糸の総数があるかというものですが、画像でいうとPPI(Pixel Per Inch)と同じです。スレッドカウントはTと書かれる場合が多いのですが、例えば250Tというのは縦糸と横糸が総数で250本1インチ(だいたい2.5㎝四方)に織られている布ということになります。たった2.4cm四方に300本もの糸で織るということはそれだけ細くて滑らかな糸を使うことになります。太い糸で荒く織られた布より細くしなやかな糸で織られた布ほうが柔らか滑らかで軽やかな布となります。
なでなで効果があるおススメは250Tから300Tのシーツ
だいたい5つ星ホテルで使われているもので300Tぐらいとなります。中には800Tのシーツなともありますが、400Tを超えると糸のほうも本当に細くなってきますので滑らかさはもちろんあがるのですが、今度は耐久性が落ちてきてしまうので家庭で洗濯機で洗うという使い勝手も考えると250Tから300Tのコットンがおススメです。是非まずは布団カバー、ボックスシーツ、枕カバーを1セット用意してみてください。睡眠の質が確実に変わりますので。そしてできれば洗濯用に2セット。上質なベッドリネンはとても長持ちです。私は洗濯機、乾燥機を使ってつかっても5年以上持ちます。普通の量販店で購入するより少し高い投資かもしれませんが、毎日の睡眠の質を5年間上げられるとしたらとても意味のある投資になります。
おススメのベッドリネン
こちらはSuite in Styleのベッドリネンです。300スレットカウントの滑らかはコットンサテンです。
是非毎晩「なでなで効果」のあるシーツでぐっすり幸せな眠りに包まれてください
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(Rika Taniya)