アーユルヴェーダ的、春の過ごし方

Date 2020.02.04

アーユルヴェーダは自然とともに過ごす暮らし方。四季の移り変わりに合わせて人間の身体も、乾燥したり、むくんだり、変化が生じます。毎日同じように生活をしていても、体は正直なもので、自然のサイクルに合わせて変化しているのです。そんな自然の声と身体の声に耳を傾けて、季節に合わせた暮らし方を心がけると、快適に過ごせるようになりますよ。 

 

■春の過ごし方

春は、冬に間に体内に溜まった老廃物をデトックスするのに最適な季節。重くなった体を軽くして、新しい季節を迎えましょう。

アーユルヴェーダでは、人の体は「ヴァータ(風)」「ピッタ(火)」「カパ(水)」の3つのエネルギーで作られていると考えています。春は、冬の氷が温かくなると溶けて川に流れるように、体内で「カパ(水)」が増え、この3つのバランスが崩れ、体の不調が出てくる時期です。食べ物や日常生活のなかで体内の「カパ(水)」を調整するように気を付けることで、バランスを戻して体の不調も治すことができます。

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■食べ物

「カパ(水)」が必要以上に増えない食事をとります。食材や調理方法を工夫しましょう。春の新鮮な野菜と適度の炭水化物や豆類を軽めに食べるのが理想的です。胃の中は、1/3が食物、1/3が水分、1/3が空の状態になるように軽く食べます。蜂蜜を入れたジンジャーティは消化力を高めてくれるので食間に飲むと良いでしょう。

〇食べ物
食べると良い食材・「カパ(水)」を減らすもの: 辛味、苦味、渋味
食べると良くない食材・「カパ(水)」を増やすもの: 甘味、酸味、塩味
 乳製品、砂糖、熟した果物、小麦粉から作られたものは避けたほうが良いです。

〇調理法
消化力が弱まる時期なので消化の良い温かい軽い食事を心がけます。
油の多いものや冷たいものは避けます。
野菜は生野菜よりも火を通したほうがいいです。
ショウガやターメリックなどのスパイスを積極的にとります。

〇食材リスト
野菜:アスパラガス ピーマン キャベツ ブロッコリー カリフラワー ニンジン セロリ ネギ ケール さやいんげん ズッキーニ ほうれん草 白菜 ナス 大根 ラディッシュ カブ スプラウト もやし アーティチョーク
果物:リンゴ ザクロ イチゴ ベリー類 イチジク レーズン プルーン アプリコット レモン ライム もも 洋ナシ        
穀類:大麦 トウモロコシ そば オート麦 ライ麦 キヌア バスマティライス タピオカ            
豆類:グリーンピース ひよこ豆 ムング豆 レンズ豆 あずき               
乳製品(避けたほうがいいがあえて食べるなら):ヨーグルト カッテージチーズ ヤギのミルク                 
油類:コーン油 ヒマワリ油 ベニバナ油 亜麻仁油 からし油 亜麻仁油              
甘味料:蜂蜜 糖蜜

 

■春のハーブ・スパイス

ショウガ、ターメリック、ニンニク、シナモン、黒胡椒、トウガラシ、パプリカ、クミン、フェンネルなどの刺激のあるものを食べます。特にショウガは消化力を高めてくれるので毎日でも食事に取り入れたいマスト食材です。

 

■プチ断食

週末の2日間~3日間でプチ断食をすると体が軽くなります。
・まず前日はカフェイン、アルコール、薬類の摂取をやめます
・断食期間は朝昼晩、お豆とお米のお粥(キチュリ)を食べます。また、こまめに水分補給を行います。白湯、ジンジャーティー、リンゴジュースがおすすめです。
・断食後は、すぐに元の食生活に戻すのではなく、スープとお粥など、体にやさしいものから徐々に慣らしてゆきます。

 

■春の運動・ヨガ

春は「動き出す」季節です。自然界の植物や動物たちも、冬の間の眠りから覚めて動き出します。サイクリングやジョギングなど、体の熱を高めてくれる運動を毎日行うと、血流を改善し、体内の毒素排出を促進し、体がすっきりします。

〇おすすめヨガ:太陽礼拝 サンサルテーション

ヨガをする際は、あたたかいところで行います。強く呼吸することを意識し、動きのフローがあるものを行います。カパラバティkapalabhati(強くはき出す呼吸法)やバストリカbhastrika(勢い良く吸ってはく呼吸法)を朝食前に行うと、体が温まり、1日を活動的に過ごすことができます。

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